盲腸 症状 頭痛

盲腸の手術後にあらわれる頭痛の症状について

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一般に「盲腸」と呼ばれる急性虫垂炎は、盲腸の先にある虫垂という器官が何らかの原因で詰まり、そこに細菌が侵入して感染症を引き起こす病気です。
症状の程度によっては抗生物質などを投与して経過観察を行う、いわゆる「薬で散らす」治療を行うこともありますが、一般的には虫垂を切除する外科治療が行われます。
手術は局所麻酔を施したうえで開腹または腹腔鏡によって行い、術後は平均4〜5日程度で退院となります。
ところで、この虫垂炎の手術を行った後に、後遺症として頭痛が出ることがあります。
具体的な症状としては身体を起こしたり立ち上がったりすると痛みが強くなるが、横になるとやわらぐというものです。
このような頭痛を、脊椎麻酔後頭痛といいます。
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脊椎麻酔後頭痛は、脊椎麻酔による局所麻酔を行った際に時折起こる現象です。
術後1週間以内に出ることが多く、発症率は全体の5パーセント程度と言われています。
脊椎麻酔では、脊椎のくも膜下腔と呼ばれる部分に穿刺して麻酔薬を注入します。
脊椎麻酔後頭痛は、この穿孔から脳脊髄液が漏れて髄液圧が低下し、脳が引っ張られることで起きると考えられています。
また、髄液圧の低下によって血液の流入量が増加し、脳血管が拡張することで引き起こされるという説も唱えられています。
この症状は髄液の漏出がなくなれば治まるため、横になって安静にしていることで自然治癒を待つのが基本的な対処法となります。
短ければ1日、長くても2週間程度で通常は完治します。
症状が軽快しない場合は、生理食塩水の注入などを行うことがあります。
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